なかなかお目にかかれない鍵付きの食器棚

ジュエリーなどの店のショーウィンドやショーケースに錠がついているのはよく目にしますが、キッチン用品を扱っている店の商品棚やショーケースに、錠付きというのはあまり見かけません。包丁やバカラのグラスなど、特殊ないし高級品でも扱っていない限り、鍵付きの棚・ケースで陳列することはないでしょう。ましてや家具店に行き、家庭用で鍵付き食器棚を求める方は、特別な購入意図をお持ちの方と言えるでしょう。実際に鍵付きの食器棚をお持ちという方は、小さなお子さんがいたずらしないようにとか、高級な食器類をコレクションしている方などに限られ、特殊なケースではないでしょうか。

アンティークの食器棚やしゃれた洋風食器棚には、カギ付きの製品があるにはあります。鍵屋の作業料金表の項目に「食器棚のカギ」としていることも事実です。対応が可能としてお示ししていますが、本格的な錠前付きの食器棚をお持ちの方が極稀ということと、錠の開閉が必要な場合によるトラブルの発生ということになりますので、日頃のカギトラブルの割合からすると、5年に一度あるかないかではないでしょうか。

鍵付きの食器棚の場合、最近の製品に関してのカギのトラブルのハードルは、それほど高くはありませんが、アンティークの食器棚のトラブルは難儀することでしょう。経過年数による劣化もありますし、ちょっとしたことで壊れてしまうこともあるからです。一品物やハンドメイドの可能性もありますので、鍵師としての過去の実績、経験値が有効とはいえませんが、まずは鍵屋までお問い合わせください。

アンティークの鍵付き家具をお持ちの方は、家具の施錠をすることよりも家の防犯対策を充実されることをお勧めします。

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