劇薬や毒物を取り扱う薬局や病院で鍵が重要視されている話

薬局や病院などで取り扱う劇薬や毒物というのは、毒物及び劇物取締法という法律で製造や輸入・販売を始め、取り扱いについても厳しく規制されています。そして医師と薬剤師のみが、こうした劇薬や毒物を取り扱うことができるようになっています。従って、看護師でさえもこうした危険性の高い薬物に関しては、取り扱うことができないようになっています。例えば、服用者に与える量などを誤ると生命や健康に危険を及ぼす可能性が高いと言われています。

ところで、こうした薬品を取り扱う医療機関の過去の事件をネットで調べてみると、仙台市のある病院では、取り扱いが禁止されている准看護師が毒薬でもある筋弛緩剤を点滴に混入させたという事件が掲載されています。まさに施錠した保管庫の管理が不十分であったと言うことができるでしょうね。それから、こうした毒薬と劇薬はそれぞれ同じ場所に保管をしてはいけないように定められています。毒薬は、毒薬専用の保管庫で保管をするなどして、必ず鍵を掛けて管理するように規制されています。一方劇薬についても、毒薬ほど激しい作用はないけれども、普通薬や毒薬とは区別をしながら、施錠して保管しないといけないようになっています。また、こうした劇薬や毒物の場合は、盗難等を防止したり、万が一の盗難の際にもその発見がすぐに可能なように定期的な点検や使用量の把握も義務付けられています。もちろん、流出・盗難・紛失という問題が発生した際には、保健所や警察書・消防機関等への連絡をしたり、保健衛生上の危害を防止するための対策も必要なようです。従ってこれらの保管場所には、それぞれ表示などもするように決められています。ちなみに、病院等で取り扱う毒物や劇薬には、青酸カリや青酸ソーダ・硫酸・クロロホルム・二硫化炭素などがあります。その他にも病院には、麻薬なども保管されているために、施錠による管理の重要性は言うまでもないでしょうね。

Post Navigation